井上歯科医院の訪問歯科診療はここが違います
- Point:1院長が直接伺いいたします!
- 訪問(往診)診療においては、医院内での診療と異なるため、専門の知識や道具が必要となります。 当院では、訪問診療の経験と実績が豊富な院長が直接お伺いし、診療・口腔ケアを行います。
- Point:2医院とほぼ同じように診療を行うことができます!
- 通常は訪問診療というと応急処置のみになりがちです。
当院では訪問診療用の歯科用機材・装置を準備しておりますので、医院に来院するのとほぼ同じ治療が可能です。
※全く同じ診療ができるというわけではございません! - Point:3保険が適用されます
- 訪問診療となると保険が適用できないように思われがちですが、きちんと適用されます。
虫歯治療や虫歯予防はもちろん入れ歯のケアなどおこないます。
まずはお気軽にご相談下さい。
訪問歯科診療について
- 訪問時間
- 診療受付時間をご確認ください。
※それ以外の時間は患者さんと相談の上決めさせていただきます。
※緊急の場合や治療内容により随時対応いたします。 - 訪問(往診)診療の対象となる方
- 理由は様々ですが原則として、肢体不自由や全身疾患など、自力で通院治療ができない方が対象となります。
※病院や介護施設様からのご依頼もお受けいたします。 - 診療内容
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- 義歯作製・修理
- 虫歯治療
- 口腔ケア管理
- 抜歯
- 歯周病治療
など
- 診療エリア
- 南区、博多区、春日市、大野城市など
医院より直線で16km圏内です。まずはお気軽にご相談ください。
訪問歯科診療の進め方
- Step:1ご依頼・お申し込み
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まずはお電話またはFAX、メールにてお問い合わせ下さい。
その際、現在のお口の状態やお体の状態をご確認いたします。
施設の担当の方につきましては施設名や診療内容など簡単なヒアリングを行います。Tel:092-431-1940/Fax:092-431-1974Tel:092-431-1940/Fax:092-431-1974 - Step:2診療日・時間の打ち合わせ
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訪問(往診)診療が決定しましたら診療日・時間等のお打ち合わせを行います。
なるべくご希望に沿った訪問日と時間を決定します。 - Step:3訪問・治療開始
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お口の状態をチェックさせて頂き、今後の治療方針をご説明致します。
治療計画に基づいて、治療を進めていきます。
院内とほぼ同様の治療を行います。 - Step:4治療終了
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アフターケアの説明を致します。
- Step:5定期訪問検診
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治療終了後、お口の健康を保つため、定期的な検診や口腔ケアを行い、サポートしていきます。
治療がなく、口腔ケアのみもご利用可能です。
お気軽にご相談下さい。
よくあるご質問
- 訪問歯科診療をしてもらうにはどうすればいいのでしょうか?
- お電話、FAX、メールにて訪問診療希望の旨をお伝えください。ご本人様はもちろん、ご家族の方、施設の担当者からもお申し込みいただけます。
患者様のご希望に沿った訪問日時を設定し、その後ご希望に応じて治療を行います。 - 訪問歯科診療の受けられる対象者はどんな人ですか?
- 身体的な理由で自力で通院できない方が対象となります。例えば、要介護認定を受けている高齢者の方などです。通院困難かどうかは歯科医師が判断致しますので、まずはお気軽にご相談下さい。
- 1回の診療時間はどれくらいですか?
- 診療は1回につき約20分程度を予定しております。患者様のお体の状態を考慮してご負担にならないよう治療を進めてまいります。
- 訪問してもらう際の交通費はかかりますか?
- 交通費は実費精算させて頂きます。宜しくお願いします。
- どこまで来てくれますか?
- 基本的には当院より直線距離で半径10km圏内であれば、ご自宅や病院・施設など、どこへでも往診可能です。その他の地域につきましてはご相談下さい。
- 料金はどれくらいかかりますか?
- 保険診療が適用されます。詳しい料金や治療期間など詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
口腔ケア
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
誤嚥性肺炎とは高齢者に多い病気で、口腔内の細菌などが機関に入って起こる病気です。(※誤嚥(ごえん)とは、口腔内の唾液や痰、食べ物がのどではなく気管の中に入ることです。)
お口の中の細菌が気管に入ると細菌感染が起こりやすいと言われ、それが原因で肺炎にかかりやすくなります。
口腔内を清潔に保つことで、歯周病や虫歯の予防にあわせて、誤嚥性肺炎の予防にもつながります。
誤嚥性肺炎にかかりやすい方
- 高齢者の方
- 高齢になると喉の動きが鈍くなり誤嚥になりやすくなります。
- 脳卒中の方
- 脳卒中の麻痺による後遺症があると誤嚥しやすくなり、場合によってはご自身で歯磨きができない場合もあり、口腔内で細菌が繁殖してしまい、誤嚥性肺炎になりやすくなります。
- 寝たきりの方
- 寝たきり状態の場合身体の機能が低下し、食べ物を飲み込む力も鈍くなり誤嚥しやすくなります。脳卒中の方同様にご自身で歯磨きができない場合もあり、お口の中を清潔に保てなくなり細菌が繁殖することで誤嚥性肺炎にかかりやすくなります。
摂食嚥下(せっしょくえんげ)
摂食嚥下とは、「食べ物を飲み込む」→「のど」→「食道」→「胃」へ運ぶという一連の流れを言います。この流れのどれかが滞ると食べ物を飲み込めなくなります。これが「摂食嚥下障害」です。
高齢になるとともに身体の機能が低下し、喉の動きも鈍くなります。こういった状況から上記で説明しました「誤嚥性肺炎」とともに、「摂食嚥下」の症状を引き起こす原因にもなります。
摂食嚥下障害が進むと生活に大切な食事ができなくなり、また肺炎を引き起こすことになります。
摂食嚥下障害の特徴
- 歯が少なくなった
- 食べるのが遅くなった
- 唾液が少なくなった
- 食事中よくむせる
- 食べ物がつかえる
- 食べ物が口に残る
など、他にも様々な症状があげられます。
多職種連携
多職種連携とは、患者さんが質の高い治療やケアを受けられるために、様々な機関や専門職が連携しあうことです。
例えば、歯科医師や歯科衛生士、看護士、ケアマネジャー、介護福祉士(ケアワーカー)、言語聴覚士、作業療法士、管理栄養士など、患者さんに携わる様々な機関、専門職が連携しあうことです。
近年高齢化が進んでいる日本では在宅診療のニーズが高まっています。
井上歯科医院では、自宅やケアハウスなどで介護を受けられている方が、日々の食事を楽しめたり、様々な病気の予防、健康維持のために、特にケアマネージャーさんと連携し患者さんの治療を行っています。
口腔ケアはただ単に虫歯の治療や予防といったことだけでなく、お口の中を清潔にすることで体全体の健康維持や病気の症状を和らげることにもつながります。
患者さんの症状をよく理解されているケアマネージャーさんと連携し情報を共有することで、患者さんの表情が明るくなることを願っています。